こんにちは。
まとめシート著者の野網です。
昨日まで事例Ⅰについて、私が解いてみた結果を書かせていただきましたが、今日からは事例Ⅱについて事例Ⅰと同じく4回にわたって書いていきたいと思います。
事例Ⅰでも書きましたが、私は、事例Ⅰ~Ⅲでは
- 設問の解釈
- 与件文を読む(2回)
- 解答メモを作る
- 解答を書く
というプロセスで解答を作成していました。
本日は、まずは、事例Ⅱの設問解釈について書かせていただきます。
■設問の解釈(開始~10分)
受験番号を記入→問題用紙を破る→段落番号を記入する、というルーチンをこなしたら、まずは設問文を読んで、どのようなことが問われているのか、という要求を具体化したり、制約条件を確認したりします。
事例Ⅱの場合は、制約条件の確認と設問文を読んだ段階で想起される1次知識をメモするということをメインとしてやっておりました。
以下に、具体的にどんなことを考えていたかをご紹介します。
。
レイヤーの判断などを行う事例Ⅰ、Ⅲと比べると若干あっさりしています。
今回作成したメモはこちらをご覧ください。
それでは、以下に、具体的にどんなことを考えていたかをご紹介します。
■第1問
第1問を見ると、事例Ⅱにも関わらず、3C分析について聞かれています。
なので、ここはその指示に従って素直に3C分析をしますが、事例Ⅱなので、マーケティング的な観点から見ている感じを出したいと考えました。
構成は
顧客面で~、競合面で~、自社の面で~
という構成でそれぞれの要素を50字ずつで書くイメージかと考えましたのでこの時点で、字数の目安に解答用紙の50字目、100字目に鉛筆でスラッシュを入れました。
情報整理系の問題なので、基本的には与件文のコピペで行こうと考えました。
■第2問
第2問は、助言系の問題で、B社のターゲットとHPに載せる内容が問われています。
そして、制約条件として「自社情報」を「新たに」掲載するという条件が入っています。
既に建物の外観や館内設備に関する情報は掲載されているとのことなので、それ以外の情報で、自社情報なので、X市の情報というよりはB社の内容について書いてほしいのだろうと考えました。
また、閲覧者の好意的な反応を引き出したいということですので、おそらく今、リアルのお客さんに受けているものだと考え、そのような経営資源をピックアップすれば良いのだろうと考えました。
(経営資源については次回の記事で書きたいと思ってます。)
誰に何をどのように+効果のフレームワークで考えると、
文章の構成は、
~をターゲットとし、①~②~・・・を掲載し、好意的な反応を得る
という形にしようと考えました。
■第3問
第3問は、助言系の問題で、口コミ誘発のための従業員と顧客の交流をどうすればいいかが問われています。
従業員との交流というところからインターナルマーケティング的な施策が必要なのかなと考えました。
また、従業員の持っている強みを活かした施策だろうと考え経営資源チェックではその辺りを取りこぼさないようにしようと考えました。
文章の構成は、この時点ではぱっと思い付かなかったので、80分の対応としてはここで悩んで時間をかけるよりは、とりあえず与件文を読んでから考えることにしました。
■第4問
第4問は、X市との連携について問われています。
問題文中に「X市の夜の活気を取り込んで」とありますので、まずはX市の夜には何があってどんなところがいいのかを確認する必要があります。
そして、それを活かして客を呼ぶような施策を書こうと考えました。
解答の構成は
X市の~を活かし、①~②~・・・により、宿泊需要を喚起する。
と想定しました。
設問解釈では以上のようなことを考え、与件文を読んだときに何を探してくればよさそうかということを整理しました。
明日は、この続きである「与件文を読む」について解説したいと思います。
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